2026年2月18日

オスグッド・シュラッター病
今回はオスグッド・シュラッター病についてお話していきます。
オスグッド・シュラッター病は、膝の前が痛くなるスポーツをする子に多いとされており、いわゆる“成長痛”です。発症年齢は10~15歳で第二次成長期に生じます。第二次成長期は、子供の体から大人の体に大きく変化するとても重要な発達過程です。しかし、この発育過程時期は、力学的ストレスに弱く、発症の原因は脛骨に付着する大腿四頭筋腱のけん引力が関係しています。骨の成長に対して筋肉の伸張(長さ)が伴わず、筋肉による骨へのけん引力が強くなることで痛みを感じます。さらに、この状態に過剰な運動負荷が反復して加わることが、症状発生および増悪要因となります。早期発見が重要で、適切な処置や運動制限を行うことにより、骨の成長を邪魔せず短期間で競技復帰へとつながる可能性があります。
治療法として、痛みに応じた大腿直筋のストレッチング、運動後のアイシング、サポーターの使用、運動量の調節などが重要だと考えられています。
近年、スポーツが盛んで多くの子供たちがいろんな競技をされおり、自身がスポーツをしていた時代よりも練習量も多く強度も高くなっています。痛みを伴いながらスポーツを続けることで、パフォーマンスやモチベーションの低下にもつながります。また、放置すると痛みが消失するまでに長期間を要することもあります。痛みを我慢せず、気になる症状がある場合には病院への受診をオススメします。
不安なこと、気になることなどあれば、お気軽に院長、リハビリスタッフへお声かけください。
理学療法士 岡本和之

